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2026 年 6 月 製品条項の更新部分解説

製品条項 2026 年 6 月 更新内容

今回の更新内容は 6 点

2026 年 6 月 1 日

プライバシーとセキュリティの条件: 「EU データ境界」表に Microsoft 365 Agent を追加しました。 新規の Azure Core Services を追加し、名前を更新し、非推奨になったサービスを削除しました。

Microsoft Azure: 特定の横断的な条件 (お客様による技術ドキュメントの遵守、限定的アクセス サービス、Bing grounding の要件など) が AI を活用するすべての Azure サービスに適用されるようにするため、「Microsoft Azure AI サービス」の定義を導入しました。 「Azure Direct Models」を「Azure が販売する Foundry モデル」に改名しました。Azure が販売する Foundry モデルの、モデル プロバイダーに固有の条件を長々と列挙したリストを、それらの条件の説明ページへお客様を誘導する単一の規定に置き換えました。 マイクロソフト以外の製品に分類されるモデル (すなわち、マイクロソフトにより提供されたのではない、または Azure が販売する Foundry モデルとして提供されたのではないモデル) の範囲を明確にし、それらのモデルの利用が依然として、エンタープライズ AI サービスの行動規範の適用を受けることを付言しました。 意図するサービス範囲との整合性を高めるため、従来の参照先を「Azure AI Services」から「Foundry Tools」に更新しました。 Azure ハイブリッド特典の条件を明確化し、Azure Local SKU のうち 1 つだけが Azure ハイブリッド特典の対象となることを反映させました。

Microsoft Dragon Copilot: お客様が同一テナント内でライセンスを展開できないことを示す条項を削除しました。

Microsoft Power Platform: クエリ データの義務に関する責任について説明を追加しました。

GitHub サービス: GitHub Copilot に関係する GitHub サービスについての製品条項の条文は、もはや必要なくなったので削除されました。 本条はもともと、GitHub の直接のお客様に提供される契約との同一条件を確保するために追加されたものです。 2026 年 3 月 5 日の時点で、GitHub は Microsoft Generative AI サービスの条件に類似したグローバルな「Generative AI サービス」の条件を使用しています。

Agent 365: ライセンス前提条件の表を更新しました。 データ プライバシーに関する通知の条項を更新しました。

① プライバシーとセキュリティの条件

毎度おなじみの EU データ境界対象へのサービス追加です。
新製品が出ると、EU データ境界対象になる場合は翌月辺りに記載がされていますから、いつものムーブです。
 
テナントが EEA に無い企業にとっては基本的に関係無い話ですが、GDPR 準拠が必要な EU 地域の顧客データを管理するユーザーは気にしておくと良いでしょう🌍️
 

② Azure

多数の名称変更に更新が入りましたが、大きく更新された部分ですと Azure Local ハイブリッド特典条件がリニューアルされました。

専用ホスト ライセンスへのライセンス割り当て (Datacenter のみ)
お客様は、Dedicated Host または Azure Local クラスターで利用できるすべての物理コアを網羅できるだけの Windows Server Datacenter コア ライセンスを割り当てる必要があります。 クラウド同期管理でのハイバーコンバージド デプロイのみを対象に、Azure Local 向け Azure ハイブリッド特典が提供されています。 EA または CSP のお客様のみを対象に、Azure Local 向け Azure ハイブリッド特典が提供されています。 Azure Local 向け Azure ハイブリッド特典は Microsoft 365 Local では使用できません。


Azure Local の オフライン運用について。

Azure Local の非接続運用

使用権および使用条件

以下と異なる規定が Azure Local 製品条項にある場合であっても、本条が優先して適用されます。 

貴社は、非接続運用を Azure Local インスタンス上でのみ展開することができます。 貴社は、Azure Local を非接続モードで運用するにあたり、常に Azure リソースの表象を維持する義務を負います。 非接続運用は、Azure 請求エンドポイントへのオンラインではない接続での使用を目的としています。  

貴社は、1 年間のライセンス期間中、非接続運用を通じて管理される Azure Local のすべての物理コア (ローカル コントロール プレーンを実行するために必要な物理コアを含みます) についてライセンスを取得するものとします。 ライセンス期間中に、非接続運用の管理下にある貴社の物理コアの使用数が購入プランを超過した場合、貴社は当該超過分について適切にライセンスの補正発注を行わなければならず、課金は、ライセンス期間の残存期間について新たな総コア数に基づいて調整されます。 マイクロソフトはコア数とその使用状況を監査する権利を留保します。 貴社は Azure Local の非接続運用の利用を継続するために、次のライセンス期間の開始前に、ライセンス期間を更新するものとします。 貴社が該当するライセンス期間の終了前にライセンス期間を更新しなかった場合、貴社は、非接続運用による Azure Local の利用権を失うものとします。

貿易 
地域通商コンプライアンス追加契約

  1. 貴社は、貴社もその取締役もしくは役員のいずれも、または貴社が知る限り、貴社の従業員もしくは代理人、加入契約関連会社、加入契約関連会社の取締役、役員、従業員、もしくは代理人のいずれも、適用される通商法で指定される制裁対象者ではないことを徹底するものとします。 
  2. 貴社または貴社の加入契約関連会社のいずれかが、本契約の適用を受ける活動に関連して、通商法の実際の不遵守または不遵守の嫌疑についての調査、審査または手続の通知を政府機関から受けた場合、貴社は速やかに書面でマイクロソフトに通知するものとします。
  3. 貴社は、本契約に関連するマイクロソフトの製品またはサービス条項に定めるグローバルな使用制限 (随時更新されます) を遵守するものとします。
  4. 貴社は、通商法で義務付けられる個別の政府の承認をその都度受けない限り、通商法に基づく輸出制限または制裁規制リストに掲載された団体または個人に対し、Microsoft Items (マイクロソフトの製品およびサービス等) を提供してはなりません。

AI 先生に纏めていただきますと、以下のような構造です。
霞が関ポンチばりに文字が細かいので、画像クリックして拡大表示して下さい

③ Dragon Copilot

お客様は、Dragon Copilot Physician Practice Per User ライセンスを、他の Dragon Copilot ライセンスと同じテナントにデプロイすることはできません。

この文言が 2026-06 から消えました。
よって「同一環境にデプロイできるようになりました」で良いでしょう。

④ Power Platform

こちらも文章が変更されました。
以下の通りです。

2026-05 時点
対象製品
Microsoft Copilot Studio は、構成可能なメタプロンプトまたはその他の安全システムを備えた対象製品であり、お客様向け著作権コミットメントの必須の緩和策 (https://learn.microsoft.com/legal/cognitive-services/openai/customer-copyright-commitment にて公開) に定める、これらの機能に関するお客様向け著作権コミットメントの第 5 条に従います。


2026-06 時点
マイクロソフトの本条 (「クエリ データ」) における義務違反に対する責任は、お客様のボリューム ライセンス契約に基づく、マイクロソフトの顧客データに関連する義務違反に対する責任と同じ程度に限定されます。

⑤ GitHub 

GitHub Copilot データ
プロンプトとは、GitHub に送信されて提案を生成するコードとコンテキスト情報の集合体を指し、チャット インターフェイスを通じて送信されるデータを含みます。 提案とは、GitHub Copilot がお客様に返すコード、関数、およびその他の出力です。

A. Copilot のデータ全般。 GitHub Copilot は、暗号化されたプロンプトをお客様から GitHub に送信して提案を行います。 以下で詳述する場合を除き、プロンプトは、これらの提案をリアルタイムで生成するためにのみ送信され、提案が生成されると削除されるものとし、他の目的のためには使用されません。  プロンプトは送信中に暗号化され、許可なく保存されません。

B. プロンプトが保持される場合。 GitHub は以下の場合に、プロンプトを保持します。

  1. CLI およびその他のツール。 お客様が、コマンド ライン インターフェイス用の Copilot など、コード エディター以外で動作する GitHub Copilot ツールを使用する場合、GitHub Copilot はサービスを提供するために、それらのツールに対するプロンプトを保持します。
  2. プライベートな言語モデル。 お客様がカスタマイズされたプライベート言語モデルを要求している場合、GitHub Copilot はお客様のプライベート モデルを微調整するためにプロンプトを保持します。
  3. カスタム設定。 お客様が、サードパーティの拡張機能との相互作用を有効にするなど、別のデータ処理を使用するように GitHub Copilot をカスタマイズした場合、GitHub Copilot はそのカスタマイズに基づいてプロンプトを保持します。

C. 詳細情報。 GitHub Copilot によるデータ処理方法の詳細については、https://gh.io/privacy に記載されているGitHub のプライバシーに関する声明をご覧ください。 

 

こちらの文言が 2026-06 からゴッソリ消えました。
もはや必要無いという、MS からの潔いコメントのインパクトが強いですね。

⑥ Agent 365

購入条件が規定されました。かなり制約が強く Business Premium が一番手頃でしょうか。

以下のライセンスの購入には、下の表に示した前提条件のライセンスの購入も必要です。

ライセンス  前提条件のライセンス
Agent 365
(User SL)

Microsoft 365 E5、
Microsoft 365 F5 Defender および Purview、
Microsoft 365 Business Premium

今回の更新内容は以上です!また来月🥷🏽