Copilot ベースモデルが追加される
2025年9月24日、Microsoft は Microsoft 365 Copilot におけるモデル選択肢を拡大することを発表。Open AI 最新モデルに加えて、Anthropic モデルが利用できるようになります。

競合ライバルの Google 製ジェミニは連携させないとは思いますが、Chat GPT 以外のベースモデルが提供されるのは大きなニュースです。ちょっと Open AI と Microsoft 仲悪いみたいなゴシップが出てましたからな 🤓
2025 年 9 月 26 日の情報で Open AI は Chat GPT 5 、Anthropic は Claude 4.1 Opus が最新モデル。

2025-09-30 : Claude 4.5 がリリースされました。
そのうち使えるかもしれません。
長文読解やコーディング能力では Claude が勝っているとの情報が多くありますので、用途に応じてモデルを選べるようになったのは朗報ではないでしょうか。
Anthoropic モデルが利用できる機能
- 推論エージェントで、Anthropic の Claude Opus 4.1 が利用できます。
- Copilot Agent では、Claude Sonnet 4 と Claude Opus 4.1 モデルが新たに選択肢として追加され、企業向けエージェントの作成とカスタマイズが出来ます。
利用開始の手順
すでに Learn にドキュメントが上がっていました⇩
・前提条件として Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要
・365 テナント最上位権限であるグローバル管理者がアクセス許可を出す
365 管理センターで、Copilot メニュー
① 設定 → ② データアクセス → ③ 他の大規模言語モデル向け AI プロバイダー の順番にクリックしましょう。
⇩
画面の右側にオプトインチェックが出てきます。
チェックを入れて【プロバイダーを許可する】
⇩
有効になっていれば完了
2025 年 9 月 18 日 新機能ニュース
2025 年 9 月は、他にも Copilot 新機能がリリースされていました。
今までの利用用途として個人的な範囲で Copilot にサポートしてもらう使い方でしたが、プロジェクト本体や Teams 会議全体のマネージャーとしてサポートしてくれるような使い方が出来るみたいです。
SharePoint 内部や Viva Engagement に直接インストールされているような、コンシェルジュ的 AI エージェントが組織全体サポートを行う仕組みとしても展開される見通し。
